箱積み駅舎の使い方

箱積み駅舎の使い方

作者:Calc. (@SimuCalc)

導入

はじめに、遅刻して申し訳御座いませんでした()18日までテストだったので記事を書く時間を割けれない問題。
(時間管理ガバガバです、はい)

 

改めて、「箱積み駅舎」というのはwa氏が配布したレゴブロックみたいな駅舎組み立てアドオンです。これアドオンの出現によって特定なアドオンを追加しなくても各駅に駅舎のバリエーションを増やすことができます。

 

基本的な使い方は上でも書いた通り、レゴブロックみたいにパーツを組み立てる事によって建物を組み上がる、これが箱積みの基本となります。wa氏が配布したもの以外にもいろんなシムトランサーが箱積みをベースにいろんなアドオンを配布してるので時間があれば探してみるのもいいかも知れませんね。

 

駅舎と言ってもいろんな種類があります、橋上駅舎・駅ビル・小型駅舎などなど。けどシムトラのグラフィックの関係上、曲線を作りにくい、つまり現実にいる洒落乙な駅舎が作りにくいと言う事になります、よって箱積みを使ったら四角い駅舎が出来上がったと経験した事の人も多いはず。だから駅舎のオシャンティを上げたいと思った人も多いはず、この記事はそんな人のために書きました、参考になれたら幸いです。 

始めに

解決策、というより個人的にシムトラで駅舎のオシャンティを上げるの方法としては大まかに3つに分けます。一つは四角い駅舎を重ねる、一つは色を増やす、一つは屋根などにに工夫をかけるです。これによって駅舎がよりいい感じになると思います。前二つは「四角い特徴を残しつつ工夫を加える」で残るのは「四角い特徴をできる限り崩す」ということを頭の隅にでも置いておけば幸いです。

 

アドオン投入や実際の建設方法は詳しく書いいてる記事があったのでそちらに丸投げ製麺します(適当)

箱積み駅舎の使い方 ー Simutrans解説Wiki 

四角い駅舎を重ねる

重ねると言っても、単に上に重ねるじゃなくて、重ねる時に下の階と差別化する的な感じで重ねることが重要です。例えば「配置するパーツを違うものにする」、「パーツを置く場所をずらす」、「色違いのパーツを置く」、などなど。色違いパーツは後ほど紹介するとしてそのほかはここで解説します。

 

まずは「配置するパーツを違うものにする」について解説しましょう、レゴブロックで例えると、もし単に同じものを組み上がったとしても味気ないと感じることもあるでしょう、そこで多くの人はそこで工夫を施します。一部の人は途中から窓を置いたり、違うパーツを組み込んだり、同じ色の建物の中でもいろんなところで差別化することで味を出しています。箱積みもそれと同じです、途中から屋根パーツを置いたり、置く数を減らしたりして各層ごとに違う雰囲気を出せます。これが「配置するパーツを違うものにする」です。

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左は全面同じパーツの建物、右が違うパーツを組み込んだ建物。(1正方形は1マスとしてカウントする)

上の二つ画像からでもわかる通り、違うパーツを取り組むことによって建物に変化性が出ます、これを生かしていろんなパーツを組んでいけば見栄えが良くなることでしょう。

 

次は「パーツを置く場所をずらす」について語りましょう。ずらす、と言ってもいろんな種類があります、横方向・縦方向・斜め方向。シムトラのグラフィックの関係上、主に使われるのは横方向・縦方向だからこれらについて語ります。もしずらすことにしたら、横方向ならV^形、縦方向なら真ん中に穴を開ける感じでずらします。実際縦にずらす建物は現実にでも結構あります。日本なら梅田スカイビルとかが有名なところですね。駅舎を作る際はこういうずらし方をすることで芸術性を上げることができます。

 

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左は全面同じパーツの建物、右が一番上の段を縦にずらした建物。(1正方形は1マスとしてカウントする)


上の二つ画像からでもわかる通り、違うパーツを取り込まなくても建物に独特性が出ます、これを生かしていろんなパーツを組んでいけばオシャンティになることでしょう。これを活かせば、一面に同じパーツを使うことよりいい感じになってて、オシャンティ駅舎への第一歩になることでしょう。

 

色バリエーションを増やす

上記のように重ねる時に下の階と差別化する的な感じで重ねることが重要です。上に書いた方法の他にも「色違いのパーツを置く」というのがあります。これからこれについて語っていきます。

 

まず、手持ち箱積みアドオンを確認しましょう。箱積みもいろんな種類がありますが、じっくり見えば各自のアドオンも各自の色・模様があります。ここまで言えば察せる人もいる感じだけど、駅舎を作る際、上にも書いた通り単一のアドオンばかり使わないでいろんなアドオンを使うことが重要です。例えば「黒系と白系を混ぜる」・「からふるのあどおんいっぱいつかう!」などなど、実際大きなショッピングセンター(IKEAなど)も一面青色ではなくロゴなどでも違う色(黄色)にしてるので印象に残ってる人も多いでしょう、それと同じです。

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左は全面同じパーツの建物、右が色違いだけで他は同じの建物。(1正方形は1マスとしてカウントする)

上の二つ画像からでもわかる通り、違う色を組み込むことで与える印象も変わってきます。でもここで注意、いろんな色を使う方が見栄えは良くなるけど、別に「色は多ければ多いほどいい」というわけではありません。色が多すぎると目苦しくなるし、ごちゃごちゃしすぎる感が出してしまうのでほどほどにしましょう。

 

色の他にも実は似てる模様を持ってるパーツはいくつかあります、似てるパーツを組み合わすことで全体で見ると一体感が出ますが、違うパーツでも組み方によっては階ごとに違う雰囲気が出せます。組み方は数え切れないほどあるのでここでは詳しく書かないでおきます、あと模様や色組み方において「どれが一番いい」というのは十人十色なので組み方を固定されるのを避けたいのでご了承ください。

 

上にも書いたが模様や色組み方において「どれが一番いい」なのは十人十色なので、是非自分でいろんな組み合わせを試して、自分が一番いいと思った組み合わせを見つけるのが重要です。もしいい感じな色合いと模様を見つけたら、それだけでも箱積み駅舎の見栄えが良くなります。

 

屋根などにに工夫をかける

駅舎というのは建物だけではありません、それに付属する跨線橋・駅前広場などなど、いろんな物があります。そして箱積みにおいて上記のもの以外だとシムトラの仕様上「屋根など目を引きやすい物」が見栄えを良くすることにおいて一番避けてはいけないものとなっております。

 

屋根の整備方法は後ほど話すとして、まずは付属品について数件話します。

1. 跨線橋

跨線橋は駅全体が駅舎だった場合はいらないですが、それ以外だと必要となります。そして横幅は駅の規模によって変わる、とだけ言っておきます。田舎の駅に横幅3マス(pak.nippon基準だと車両6輌分)の跨線橋を作っても変だからね。そしておすすめのパーツは半ブロッグ(高さが他の半分のやつ)です、跨線橋というのは高さはそんなにない感じなので半ブロッグがちょうどいい感じになります。

 

2. 駅前広場

多くの駅前は規模は違うけれどそれぞれちょっとした広場があります、そしてその中に植木やいろんなモニュメントがあります、モニュメントで有名なのは忠犬ハチ公像とか。駅舎が立派としても駅前が何もなければ釣り合わない、あと広場を作ることで開放感を得て、「建物が駅舎に被ってる」という圧迫感がなくせます。なので広場を作ることはお勧めします。

 

続いて、屋根の整備方法です。屋根、と言ってもいろんな種類があります、ドーム型・三角型・半円型・不規則型などなど、いろんな種類があります。それに関してはデフォルトでもいろんな種類の屋根があるのでそれを組み合わせたら平ったい屋根を回避できます。が、それだと一種類だけの屋根はちょっと味気ないので、そこで屋根に工夫を施しましょう。

 

工夫を施すと言ってもいろんな方法があります、違うパーツを組み込んだり・一部の屋根を取り除いたり、そしてお勧めの方法は「高さをずらす」です。これは実際に図解した方が早いので画像をどーん!

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上は全面同じパターンの屋根、下が真ん中の列を上にずらした屋根。(1正方形は1マスとしてカウントする)

上の二つ画像からでもわかる通り、真ん中の三角を上1マスをずらすことで印象はめっちゃ変わります、単一で味気ないから真ん中で変化を出すことで特別感を出せます。この他にも下のように屋根の高さの違うパーツを組むことでも単一感が抜けていい感じです。

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屋根を乗っける以外にも良くあるスカイガーデンや広場などいろんな飾り方があるがここでは全部載せないでおきます。そこに関しては各自想像力を膨らませて、屋根に何を乗っけるか考えて、試行錯誤して、最終的には屋根がいい感じになります。 

締め

上でも書いってあったが、シムトラはアドオン作りでもわかる通り、「試行錯誤」というのが一番重要となります。上に書いたのはあくまで「やり方の一つ」であって、「これでなければいけない」というのをここで明記しておきます、個人の感覚はそれぞれ違うし、一番いいと感じるやり方はそれぞれ違います。この記事はあくまで参考として、これを機に自分にあったやり方、セオリーを作り上げるのが一番です。最後に一言:

 

シムトラは、箱積み駅舎は、いいぞ。